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米アップルが来年春にも高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」より画面が大きく、電子書籍にも対応する新型端末を発売する見通しとなった。複数の欧米メディアが9日報じた。「来年末までに800万台出荷する計画」との指摘もあり、電子書籍端末の“本命”とされるアップル端末への期待が高まっている。

 ロイター通信などは9日、投資会社オッペンハイマーのアナリストリポートを引用し、「アップルが来年3月か4月に『タブレットパソコン』とうわさされてきた新型端末を発売する」と報じた。小型パソコン「ネットブック」並みの10.1型の液晶画面を備え、「アイフォーン」同様にタッチ操作が可能という。

 別のアナリストは「アップルは2010年末までに800万台の出荷を計画している」と指摘する。電子書籍端末の全世界累計の普及台数は約300万台で、アマゾン・ドット・コムの「キンドル」が独走。「iPod」で楽曲流通の主役の座をCDから奪ったアップルだけに、電子書籍端末でも市場の勢力図を塗り替える可能性がある。(シリコンバレー=岡田信行)(10:23)